カチャーシーどーい

黒潮文化と乱舞の帯

沖縄のカチャーシー、奄美・八重山の六調、徳島の阿波踊り。黒潮の流れにぞめくリズムの源流をもとめる論考。
目次
はしがき

第一章 各地のぞめき
ぞめきの世界/八重山のガーリと六調/奄美のぞめき曲/九州のハイヤ節/中国広島のヤッサ節/四国徳島の阿波踊り

第二章 カチャーシーの源流
信仰と芸能の生成/こねりの文化と波揺れの動き/祭りとサーサーモーイ

第三章 乱舞の帯
黒潮の流れとめぐみ/黒潮文化と乱舞

第四章 カチャーシーとは何か
サーサーモーイからカチャーシーへ/カチャシーとチャンプルー/いろいろのあっちゃめー/カチャーシー曲あれこれ/乱舞と群舞/舞いと踊りについて/カチャーシーの踊りかた/ヨイヤナ囃子考

第五章 カチャーシーの展開
シヌグモーイとさんざめき/エイサーのハイライト/宴席・公演フィナーレの花/興奮のるつぼ、当選の一瞬/飛衣羽衣カチャーシー大会

第六章 カチャーシーのこころ
あふれる連帯感/世界へ羽ばたくカチャーシー

あとがき


仲宗根 幸市(なかそね こういち)
 1941年ラサ島(現沖大東島)に生まれる。今帰仁村育ち。沖縄大学法学科中退。出版編集記者を経てフリーランスとなる。沖縄の本土復帰(1972年)頃、琉球弧の「しまうた」(民謡)とまつり、民俗芸能の調査研究を志し、74年「しまうた文化研究会」を結成、現在主宰者。まつり同好会(在名古屋)会員。民謡研究誌『しまうた』の編集発行人。調査研究のかたわら、琉球弧規模のしまうた祭典を数多く手がける。著書に『「しまうた」流れ』(品切れ)、『「しまうた」を追いかけて」(ともにボーダーインク)『南海の歌と民俗』、『琉球列島〈島うた〉紀行』(1、2、3集)などがある。

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