1940年代前半まで続いていた沖縄の若者たちによる宴・モーアシビには、性を媒介としながら、様々な文化伝承やコミュニケーション能力を育む力をもっていた。 沖縄の自然発生的な「習俗としての教育」が持つ意義に迫る論考。 〈その習俗の最後の姿を俎上に載せて、社会教育の立場から論じて行く。そして、その習俗が有した教育的機能が、若者たちの手によってエイサーへと引き継がれて行く様相を明らかにしたい。〉
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