沖縄民謡グループ「でいご娘」のメンバーとして、4歳からステージに立ち太鼓を叩き始め、現在は沖縄を代表する太鼓奏者として活躍するひがけい子のリーダーアルバム。
〜歌・三線の伴奏である太鼓は、脇役でありながらも主役にもなり得ます。沖縄民謡のアクセントは、裏に拍子が入り、踊り出したくなるようなリズムを繰り出すのが、沖縄の太鼓です〜と言い、〜幼い頃に巡業で見聞きした沖縄芝居の粋な太鼓、沖縄民謡、舞踊曲の弾むリズム、これまでの自分の環境のなかで培ってきた音を、大事に表現したい〜と述べ、その表現する太鼓が、このCDでは余すことなく聴く事が出来る。
また太鼓のみならず、沖縄民謡界のベテラン前川守賢、田場盛信、金城恵子、普久原千津子たちや、組踊玉城琉三代目家元 玉城盛義、若手の注目奏者である松原忠之、伊藤幸太、宜寿次光たちと奏でる唄三線や三板のリズムは、太鼓の鼓動と呼応し、八重山諸島から宮古島、沖縄へと連なり、その「連続カチャーシー」は必見である。
